IIS7.5でApplication Request Routingを使ったリバースプロキシ

「Application Request Routing」 と 「URL書き換え」 を使って、IIS7.5で簡単なリバースプロキシのテストをしてみたいと思います。

■環境

  • Windows Server 2008 R2
  • IIS7.5
  • Application Request Routing 1.0 x64 日本語

 

今回の実験構成は、下記のような形になります。

サーバー名 内容
Web-Arr1 Application Request Routing をインストールした、リバースプロキシーサーバー
Web-Arr2 フォワード先のWebサーバー

 
■準備
別に変更しなくても構いませんが、Web-Arr2サーバーの「Defaul Web Site」を右クリックして、「バインドの編集」からポートを8080に変更しておきます。
また、「C:inetpubwwwroot」フォルダに、適当なhtmlファイルを作成します。
※「ネコ」と表示するページを配置しています。
 
■1
1.1 iis.netのサイトから「Application Request Routing」をダウンロードします。
今回は、v1.0の日本語版を使ってみます。
http://www.iis.net/extensions/ApplicationRequestRouting

1.2 ダウンロード完了後、ARRのインストールを行います。
インストールに関しては特に設定する箇所はありません、インストールが成功すればIISマネージャーに「アプリケーション要求ルーティング処理」や「URL書き換え」が追加されます。
なお、今回の実験では、Web-Arr1にインストールしています。
 
■2
2.1 ARRをインストールしたWeb-Arr1サーバーで、IISマネージャーを起動して「接続」パネルの自サーバーの名前の部分をクリックし、「アプリケーション要求ルーティング処理」を選択します。
200911814_281

2.2 「プロキシを有効にする」にチェックを入れます。
200911814_282 

2.3 「プロキシの種類」から「URL書き換えを使用して着信要求を検査する」にチェックを入れます。

2.4 「SSLオフロードを有効にする」にチェックを入れます。
※今回の実験ではHTTPSは利用しないので、チェックは入れても入れなくてもかまいません。

2.5 リバースプロキシのボックスに「Web-Arr2:8080」と入力します。

2.6 右の操作パネルから適用を押します。
200911816_297
 
■3
3.1 「URL書き換え」を選択して、下記のような感じで書き換えの規則が作成されていることを確認します。
200911817_298
 
■4
以上で設定は終了です。試しに、適当なクライアントから<http://Web-Arr1/>にアクセスして、「準備」で配置したページが表示されれば成功です。
200911816_295 

次に、別のパターンを試してみたいと思います。
いま設定したことは、Web-Arr1に対する全てのリクエストを、Web-Arr2に転送させましたが、<http://Web-Arr1/Arr2/>のURLにアクセスが来た際に、Web-Arr2にリクエストが転送されるように設定を変更してみたいと思います。
 
■5
5.1 IISマネージャーから「アプリケーション要求ルーティング処理」を選択します。

5.2 2.4で設定した、「URL書き換えを使用して着信要求を検査する」のチェックを外し、設定を適用します。

5.3 「URL書き換え」を選択して、操作パネルから「規則の追加」を選び「空の規則」を作成します。
200911816_292

5.4 下記のように規則を作成します。
200911816_293
 
■6
適当なクライアントから<http://Web-Arr1/arr2/>にアクセスします。
「準備」で配置したページが表示されれば成功です。
200911815_289

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